17号(2019年)頒価500円 ☆ご希望の方は事前にコンタクトページを利用して事務局までご連絡をお願いします
●講演
伊東ひとみ 地名に,刻まれた「名づけ」の深層
●論文
沖村由香 『万葉集』の地名 -志貴皇子の早蕨のうたの垂見は地名か?-
小西宏之 中世祇園会御旅所3ヵ所仮説
原田良子 西郷隆盛の娘 菊草の終焉地について(新史料紹介:西郷菊次郎書簡)
中井幸比古 京都西陣地区の地点表示法 -図子を中心に-
糸井通浩 「匏宮(よさのみや)」(丹後国一宮 籠神社の奥宮)考
●研究ノート
清水 弘 豊臣秀吉の寺院移転政策と地名
杉本重雄 千早城の語源
●特別寄稿
金坂清則 青蓮院の「受難の樟」めぐって -裏表紙写真キャプション補遺-
16号(2018年)頒価500円
●講演
鏡味明克 地名の漢字
西崎 享 枕詞「あしひきの」の原義は「峯引きの」か
-地名「はしだて(橋立)」の語源に及ぶ-
●論文
梅山秀幸 地名から仏教濫觴の地、南大阪を掘り起こす
綱本逸雄 石碑で辿る京の7口
清水 弘 バス停に於ける「口」と「道」との違い
原田良子 薩長同盟締結地「御花畑」発見とその後の研究成果
桑原秀樹 宇治茶と地名 -一枚の引札から分かること-
●研究ノート
吉田金彦 名義抄「□(求+糸) かがやく」和訓のその後を追う
-原作竹取物語と天神山について-
●地名学講座
糸井通浩 難読・難解地名の生成(下)
●コラム
綱本逸雄・杉本重雄 新版「広辞苑」が、「先斗町」解説に会員の杉本説を採用
●2017年地名ウォーク
酒井源弘 宇治木幡に藤原氏の旧蹟を訪ねる
●2016年地名ウォーク
中尾秀正 「長岡京跡の地名を歩く」
-中山修一先生の生誕100年を記念して-
15号(2017年)頒価500円
●巻頭言
綱本逸雄 地名のアイヌ語源説について
●講演
井上満郎 地名「京都」の成立をめぐって
川嶋将生 上杉本洛中洛外図屏風と町名
●発表
中島 正 蟹満寺と雪野寺から綺田の地名を考える
永田良茂 地形が語る縄文語の地名
酒井源弘 私の生まれ育った「紀伊郡伏見郷の歴史」
-不死身の伏見 そこには大池があった。-
山口 均 プロジェクトワーク「日本の地名」実践報告
小寺慶昭 地名研究の落とし穴 -一口を中心に-
●論文
吉田金彦 万葉集 謎の東歌を解く -北常陸の母なる久慈川の意味-
●地名学講座
糸井通浩 難読・難解地名の生成(上)
14号(2016年度)頒価1,000円 ← 500円に
●巻頭言
綱本逸雄 伏見稲荷大社の「稲荷」の由来
●講演
植村善博 禹父山と高子二十境―福島市伊達市上保原町―
金田久璋 若狭という風土と地名の課題
●論文
明川忠夫 秋山郷 平家落人伝説と地名 ~その構造をさぐる
清水 弘 大路・小路から通りへ―公家の日記を探る
加藤 晃 地名としての「橋立」研究の開始
高橋聰子 舞鶴の女布・二尾(匂崎)・大丹生という地名と「丹のくに」
伴としこ 額田王と蒲生野の歌
吉田金彦 「つじ(辻)の語源と大和纏向の地名「辻」について
小寺慶昭 難読地名「一口」再考
●研究ノート
大野克二 地名から見る古代秦氏が使用した言語
●随筆
吉田金彦 「大和の青垣、山籠れる」の意味
-谷川健一の「青」を受け継いで
13号(2015年度)頒価500円
●巻頭言
綱本逸雄 池田末則先生と災害地名
●講演
糸井通浩 木簡が語る古代丹後
綱本逸雄 京都盆地の災害地名―ハザードマップが警告する危ない地名
真下厚 『万葉集』の地名「鷺坂」
●論文
櫻井雅子 丹波式内社による丹波猿楽の考察
石田天祐 八幡信仰と地名伝承
柿木重宜 忘れられた言語学者藤岡勝二―京都が生んだ泰斗とそのローマ字表記をめぐって
山嵜泰正 京都市西ノ京・星池町辺り―三条の右大臣・藤原良相邸跡
●研究ノート
梅谷繁樹 一遍の遊行と『一遍聖絵』の「よとのうへ乃」
●随想
水野孝典 丹波・但馬・丹後の記紀における国名の扱い
大野克二 京都下鴨の出雲路と出雲井於神社
京都地名研究会『地名探究』創刊号~第12号目次一覧 頒価各500円
第12号/2014年
●巻頭言
吉田金彦 二つで一つ、一つで二つ一教えられる最古の聖書(性書)『古事記』一
●追悼文
吉田金彦 追悼谷川健一氏を偲び「露草」を考える
●講演
金坂清則 イザベラ・バードが記した日本の地名と言葉一旅行記の翻訳に求められるべきこと、特に言葉・地名の誤訳・適訳に関わって一
●研究
齋藤幸雄 贄野の池を考える一その所在地をめぐって一
梅谷繁樹 歌枕「衣手の森」一山城国を中心に推測する一
綱本逸雄 京都盆地の災害地名
吉田金彦 「長岡亅は「名が岡」が語源―国語をないがしろにしては「長岡京」の歴史は解けない―
糸井通浩 山名「大江山」、丹後定着への道
小寺慶昭 弥陀次郎川考
高口定雄 「黒部」地名の一考察
●研究ノート
梅谷繁樹 池尾―『今昔物語集』巻第二十八「池ノ尾ノ禅珎内供ノ鼻ノ語第二十」をめぐって―
杉本重雄 「先斗町」地名考補遺
第11号/2013年
●巻頭言
吉田金彦 「いじめ」退治はどうすればいいのか
●研究
吉田金彦 神雄寺址出土の魚文と万葉歌木簡の意味するもの
清水弘 「朱雀」地名について
糸井通浩 三年坂(産寧坂)考一伝承と地名一
杉本重雄 「先斗町」地名考一カルタ用語ポントの新解釈を踏まえて一
黒田正子 住所表記としての「上ル下ル」一アガル・サガル考<近現代編>一
山嵜泰正 名石・藤戸石の軌跡~歴史の証言として
●研究ノート
綱本逸雄 災害地名に関わる神仏地名と社寺
第10号/2012年
●巻頭言
吉田金彦 研究会十周年を振り返って
綱本逸雄 池田末則当会顧問・日本地名学研究所所長を偲んで
●研究
奥村清一郎 タカノからヤマトへ―移りゆく丹波王権一
山嵜泰正 「聚楽第」趾の町名
鏡味明克 日本語とアイヌ語の人体語藁による地名一発表した国際名称科学会議の紹介を兼ねて一
加藤.晃 大雲川と由良川
高橋聰子 城下町田辺(舞鶴)の町名の移り変わり一幕末から明治へー
糸井通浩 「嵐の山」から「嵐山亅ヘ―「小倉山」との関係をめぐって―
永田良茂 隼人族、語源と関連地名から
蜂矢真郷 地名の二字化一和名類聚抄の地名を中心に一
●10周年記念特集エッセー<私と地名>
第9号/2011年
●巻頭言
吉田金彦 地名を疎かにすれば国は滅びる
●研究
吉田金彦 応神歌謡「ちばの葛野」の研究
池田碩 京都の自然地名・災害地名一その2: 盆地中央部・巨椋池干拓地とその周辺地域の例一
糸井通浩 京の「アガル・サガル」(付イル)考
齋藤幸雄 源頼政の逃げ道一頼政道一
福富城介 城陽の地名を考える
冨貴高司 京丹後市旧3郡の地名と歴史を考える
三浦到 間人(タイザ)考
黄當時 籠神社の籠について
内田賢徳 語形の遡行一風土記の地名起源譚一
●研究ノート
山嵜泰正 善長寺町の若き本居宣長一在京、青春日記一
綱本逸雄 難読地名・一口考
第8号/2010年
●巻頭言
吉田金彦 三人の意味
●'研究
片平博文 山背の古道を地名から探る一広隆寺を通過する「斜めの道」の存在一
糸井通浩 地名に見る「す・つ」の問題一丹後の地名「久次」をめぐって一
安藤哲郎 京都の地名と説話文学一院政期の記録と比較して一
山嵜泰正 西国33所観音巡礼と京の寺院一2008年・花山法皇没千年忌一
小寺慶昭 「宇治十帖」と宇治一文学と地名一
●研究ノート
山嵜泰正 京の上人町・木食応其
綱本逸雄 中世の境界争い秘める比良山系・折立山
清水弘 バス停「生田口(おいだくち)」
石田天祐 建部大社と宇治上神社
第7号/2009年
●巻頭言
吉田金彦 現地説明会の功徳
●研究
池田碩 京都の自然地名・災害地名一その1:比叡山地・山麓の例一
庄垣内正弘 (古代)ウイグルの文化一漢字音と漢文訓読について一
生谷陽之助 神社と地名 三輪明神とミワ(三輪・大神・神・美和・三和)
綱本逸雄 丹生・壬生と水源関連地名
笹川博司 花山院と比叡山「かまくら」
山嵜泰正 紫式部・京の地理的空間
伴とし子 国宝『海部氏系図』から探る大丹波王国と初期ヤマト政権
加藤晃 地名研究における近世地誌一「丹後風土記残欠」と『丹哥府志』一
高橋聡子 中世に生まれた地名一西大寺領丹後国志楽庄の中で一
第6号/2008年
●巻頭言
吉田金彦 覩光と地名
●研究
吉田金彦 地名に託す官人の思い
山嵜泰正 京のキリシタン史跡・地名
西村正芳 江戸から明治への小字名変遷の一事例
崎山正人 福知山の古代・中世と地名
小池寛 考古学における地名研究のあり方
斎藤幸雄 「栗隈」をめぐる歴史と地名
清水弘 桃山の地名の定着について
尾崎聖二郎 菟道と菟道稚郎子について
●研究ノート
綱本逸雄 後藤一族の知行地・顕乗山(左京区)
黄當時 堅田
第5号/2007年
●巻頭言
吉田金彦 美しい国づくりは萬葉の心から
●講演
佐々木高明 東北地方のアイヌ地名と北からの文化
池田末則 地名伝承論
金坂清則 京都地名研究の新地平を求めて
●研究
吉田金彦 大原野「入野」は歌垣の里
山嵜泰正 織田信長の京都焼き討ち一ルイス・フロイス『日本史』の京都地名を読む一
二本松泰子 『保元物語』崇徳院怨霊の練成一崇徳院の洛中彷徨をめぐって一
橋本勝行 地名から見る中世久美庄の様相
久保田孝夫 『土佐日記』に見る「淀川」の地名から
石田天祐 神功皇后と神社伝承
中島正 棚倉の地名とその広がりについて一恭仁京造営に関連して一
野村玄良 方葉仮名解析法による史実地名の研究一「上野国群馬郡厩橋」考一
●研究ノート
明川忠夫 京の井戸と小町伝承
●随想
水野孝典 市町村合併と「京丹後市」考
綱本逸雄 「神体山」という言葉は近代の造語
第4号/2006年
●巻頭言
吉田金彦 憂えて、嬉しい
●講演
金田章裕 小字地名の成立過程
鏡味明克 吉田東伍・那珂通世に学ぶ歴史地名の継承
吉田金彦 兄国・弟国の探求
●発表論文
山嵜泰正 義経伝承と京の地名
安藤信策 亀岡盆地の式内社と地名
若林重栄 灌漑用水路による小宇名
黒川孝宏 丹波亀山と明智光秀
斎藤幸雄 歌枕の里鹿背山の歴史と地名
河原勝彦 相楽(さがなか)の地名
●特別報告
アレクセエワ・アンナ ロシアの地名と日本の地名
●パネルディスカッション要旨
『京都の地名検証』を出版して 明川忠夫・清水弘・綱本逸雄・山嵜泰正
●研究ノート
梅山秀幸 井邑詞、そして井筒
●随想
渡部正理 カモとイヅモ
●書評
清瀬義三郎則府 吉田金彦著『草枕と旅の源流を求めて』
綱本逸雄 文献紹介(馬部隆弘「偽文書からみる畿内国境地域史―『椿井文書』の分析を通して」『史敏』2005年春号、通巻2号)
第3号/2005年
●巻頭言
吉田金彦 地名の力
●講演
米山俊直 地名とはなにか
吉田金彦 筒城宮から弟国宮へ
●発表論文
宮本三郎 「藤森」という地名
渡部正理 「この蟹や」の歌の地名とその意義
山口均 地名の研究と民意
高橋聰子 舞鶴の「余部」一海部とのつながり一
川端二三郎 綾部の地名あれこれ
生谷陽之助 一宮と旧諸国に関わる地名
●研究ノート
住友剛史 近世由良川流域に見る地名と舟運
綱本逸雄 「北山杉」という言葉―地名を冠した京の名産―
●解説・随想
山嵜泰正 北村季吟の「莵芸泥赴」「新玉津島記」
尾崎聖二郎 池山古墳と菟道稚郎子
●追悼
綱本逸雄 沢潔顧問を悼む
第2号/2004年
●巻頭言
吉田金彦 広域方言地名の調査
●講演
上田正昭 平安京・京都そしてカモ
●フォーラム「京の古代史と地名」上田正昭、吉田金彦、司会・井上満郎
●発表論文
小林一彦 校歌・寮歌と京の地名
上谷正男 「丹後」地名考
安藤信策 天女伝説と丹後
忠住佳織 京都盆地の歌枕一三代集・枕草子の歌枕を中心に一
明川忠夫 人康親王伝説と地名
小寺慶昭 愛宕と秋葉の地名分布
●研究論文
吉田金彦 賀茂・糺ノ森と太秦を巡る地名と歴史
●研究ノートおよび<私の主張>
山嵜泰正 '古代の巨椋池周辺
永田良茂 京田辺探訪記
仲尾宏 <私の主張>平成市町村大合併と地名の危機
●手記
吉田金彦 地名文化博物館建設の必要性と設置の趣意書
吉田金彦 地名保存の法案に関する意見、要望と申し入れ書
創刊号/2003年
●設立総会
祝辞日本地名研究所所長 谷川健一
祝辞中部地名文化研究会会長 服部真六
メッセージ 京都大学名誉教授上田正昭 地名から歴史と文化の息吹を
メッセージ 古代文化研究家 中西進 京都地名研究会の発足をよろこぶ
●講演
吉田金彦 地名から探る水の都、平安京一秘められた蝦夷語の影-一
金坂清則 地名・言葉の成立探求の意義
●研究発表
古川章 ボケとアチラと一京田辺市の小字地名一
小寺慶昭 綱敷天満宮と地名分布
川村平和 深草の『くさ』がつく地名
永田良茂 克都の縄文地例
糸井通浩 地名『間人』について一『はし』という語を中心に一
杉本利一 かくて地名は株殺された一圃場整傭事業による小字地名変更と「地名に関する条例」について一
山嵜泰正 京の上人町・木食応其(もくじきおうご)
●研究ノート
小泉芳孝 『竹取物語』"かぐや姫の里"京田辺.
池田哲郎 資料紹介 天保三年(1832)京都の東西軸一小川含章『漫遊記行』より一
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