●会員の酒井源弘氏がテレビ出演されます。
2023年10月6日(金)BS朝日 18:30~19:00 中村梅雀氏出演 宇治上神社案内
笹川博司氏の近刊をご紹介します。2022年10月15日発行
定価: 3,080 円(本体 2,800 円+税)
前著『三十六歌仙の世界』に続き架蔵資料の歌仙絵(カラ)
の紹介及び『俊成三十六人歌合』所収歌108首の口語訳と
細な解説がされています
●朝日新聞2020年7月5日朝刊「京都」版に、壬生通の記事が載りました。『地名探究』18号掲載の古谷孝蔵氏の論文「壬生通の名称について」をもとに高井里佳子記者が取材したもので、古谷氏の主張に沿った内容となっています。ぜひご覧ください。
●原田良子さん テレビ出演されました。
2017年10月13日(金)22:00〜22:54 放映
BSーTBS番組『高島礼子・日本の古都~その絶景に歴史あり』
昨年発見した御花畑(薩長同盟締結地、近衛家別邸、小松帯刀京都寓居)の案内に出演されました。
●糸井通浩著『日本語論の構築』
単行本: 512ページ
¥ 12,960 より
出版社: 清文堂出版 (2017/8/14)
発売日: 2017/8/14
時枝誠記の言語理論を学びながら日本語の表現機構に潜む発想や仕組みを明らかにする労作。
■本書の構成
〔一〕 私の日本語論
一 日本語の哲学
二 「こと」認識と「もの」認識 ──古代文学における、その史的展開──
三 古代文学と「さま」認識の発達
四 基本認識語彙と文体
─平安和文系作品を中心にして─
五 「体用」論と「相」 ─連歌学における
六 場面依存と文法形式 ─日本語における
七 文末表現の問題
〔二〕 日本語の諸問題 ─語彙・文法・文章
一 日本語にみる自然観
二 語彙・語法にみる時空認識
三 過程(様態・対象)と結果
─個別研究を包括する研究、の一つの試み─
四 日本語助詞の体系
五 『手爾葉大概抄・手爾葉大概抄之抄』を読
む ─その構文論的意識について─
六 文章・談話研究の歴史と展望
〔三〕 日本語のリズムと〈うた〉─音数律論
一 和歌形式生成の論理
二 「五三七」リズムと三輪歌謡圏
三 音数律論のために
─和歌リズムの諸問題─
四 日本語のリズムと〈うた〉のリズム
─「四拍子論」を見直す─
五 日本語のリズム
六 「日本語のリズム」に関する課題
〔四〕 日本語論に関する書評
鈴木 泰著『古代日本語時間表現の形態論的研究』
藤井貞和著『日本語と時間─〈時の文法〉をたどる』
根来 司著『時枝誠記研究 言語過程説』
山口佳紀著『古代日本文体史論考』
◎主要用語(人名含む)索引
●岡田功著「尾張から信濃へ」自費出版・2017・5・14発行
著者は姫路文章表現研究会を主幸している。京都地名研究会毎年4月講演会には会の創立以来欠かさず参加してる地名研究者である。毎年全国各地のふれあいの旅日記を自費出版して、今年も徒歩と電車を乗り継いで「尾張から信濃へ」を刊行した。(非会員ですが、ご紹介しました)
連絡先:兵庫県加古川市加古川町溝之口132-1-101
●古代寺院造営の考古学 南山城における仏教の受容と展開 中島 正 著
出版社名 同成社
出版年月 2017年2月
ISBNコード
978-4-88621-739-4
(4-88621-739-7)
税込価格 8,100円
頁数・縦 P206 27cm
京都府南部地域・南山城における仏教遺跡を対象として、国家仏教と氏族仏教の相克を視座に、仏教文化の受容と伝播の過程を丹念に追究。その特異性と普遍性を明らかにする。
目次
序章 氏族仏教と国家仏教
第1章 椿井大塚山古墳と歴史認識
第2章 古墳と古代氏族と仏教文化
第3章 伽藍造営の伝播
第4章 二つの都城と古代寺院
第5章 国家仏教の変質
終章 考古学からみた「国家仏教」の本質
●『渓西野譚』作品社 李 羲準・李 羲平 (著)
梅山 秀幸 (翻訳)
19世紀初め、李朝末期、動乱の歴史に飲み込まれていく朝鮮社会の裏面を描いた歴史的古典。
社会は爛熟し、新たな胎動が始まる一方で、宮廷は「闘争」に明け暮れていた。本書312篇の説話には、支配階級の両班、多様な下層民の姿が活写され、朝鮮の国家・民族のアイデンティティを模索する過程を読み取ることができる。
本会常任理事梅山秀幸氏が翻訳された。
●『地名が語る京都の歴史』(2016年12月20日 発刊) 東京堂出版
綱本逸雄・糸井通浩 編
第1章 平安京以前(古代氏族の勢力分布、木簡にみる山背の郡郷、平安京周辺の条理と地名、桓武登場と長岡京造営など)
第2章 平安王朝時代(条坊制―大路小路の整備、平安京起源の地名、平安京の周縁、歌枕の成立と文学にみる地名 など)
第3章 武士・庶民の躍動 鎌倉・室町前期(武家政権と六波羅、京の「口」地名と街道、祇園御霊会と町衆の躍動など)
第4章 天下人の時代(西陣の起こり、町の形成と町名、秀吉の都市改造、伏見城と城下町の建設、南蛮文化と地名など)
第5章 近世文化都市の興隆(災害と町づくり、寺社の整備と信仰の組織化、名所・名勝めぐりの庶民化など)
第6章 幕末から現代へ(京都の再出発ー近代化への道、鉄道地名の発生、戦争と京都、行政区の整備と拡大など)
地名にはその土地の歴史が刻まれている。本書は京都の現代にも残る地名や歴史の中で消えた地名について、古代から現代に至るまで、その時代ごとの背景の中で詳細に考察。京都史の新たな一面を浮かびあがらせる。
9名の本会常任理事が執筆。
●糸井通浩「夕顔の宿」(2016年7月刊)
朴光華『源氏物語 夕顔巻ー韓国語訳注』に掲載された論文
で、「夕顔の宿り」があったとして描かれる、平安中期頃の「五条大路」の実態に迫っている。
●清水弘『天平の陰刻』(短編歴史小説)
(私家版・2016年8月19日刊)
●「天のかけはし」5号(古代丹波歴史研究所・9月刊)
同誌(所長・伴とし子)に会員の随想が掲載。
小寺慶昭「籠神社の参道狛犬」
伴とし子「ヒルコはなぜながされたか」
(勉誠出版、定価 5616円 (本体5,200円))
受け継がれてきた「小さな歴史遺産」を見つめ直す旅。京都三山(北山・東山・西山)の主な歴史古道の山越え路・峠・山麓周辺を踏破。知られざる石仏・石碑・道標を網羅的に取り上げ、多数の図版とともに、その来歴を細かに検証する。
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●吉田 勝『伏見名称起源ー山城伏見、その名の起こり』
(自費出版・B5版、PP30 、平成27年12月20日刊)
「ふしみ」の漢字表記及び語源の諸説が詳細に纏められている。
「付表全国の伏見地名」あり。
●「天のかけはし」第3号
古代丹波歴史研究所(所長・伴とし子)発行(2016年1月刊)
●総合文芸誌『まほろば』第74号
編集人石田天祐(平成27年12月25日刊)
執筆者:石田天祐、梅谷繁樹、飯沼憲子、石原滝子、伴とし子、宮本三郎、水野孝典(各本会会員)
●清水 弘『過路到詮 第九冊京都特集』
(自費出版・A5版、PP94 、2016年2月2日刊)
知恵の会(代表・糸井通浩)での発表6本を論文に纏められたもの。「京の薬種屋の歴史」など。
●糸井通浩「葵(あおい)ー源氏物語の植物(九)」
(『花みくり』第68号・平成28年3月1日、城南宮・源氏物語植物保存会刊)に連載中。
既刊号で、「桐」「帚木」「荻」「夕顔」「紫草(むらさき)「末摘花」「紅葉」「桜」を執筆している。
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●『天のかけはし』第2号(古代丹波歴史研究所)10月1日発行、所長・伴とし子
①丹後の血脈に生まれた倭姫命②天照大神の巡行と吉佐宮ほか。
問い合わせ:tel0772-27-0607
●永田良茂『神戸のアイヌ語地名
一神戸から縄文語・縄文地名を届ける』
(B5版・129P。2015年7月刊)
友月書誇・2000円(税込み)
●石田天祐『稀親本モロクの戦記』
(2015年8月31日刊・ギルガメシュ出版・ A5版・462P)頒価(本体10、000円)
”わが遣書兼亡婁供養書”と自評する、著者のこれまでの詩歌作品を中心にした、人生録になっている。「石田天祐映像アルバム」編も貴重な資料集・写臭集である。
●杉本重雄『先斗町地名考』(2015年9月30日刊)北斗書房・158頁・新書判
2013年に出版した『ポントを解く―京都「先斗町」地名考』
(北斗書房、156頁、新書判、1000円+税)を改訂・改題したもの。
大阪外国語大学でスペイン語を専攻し、メガバンクでの長年の欧米駐在や日本初の『スペイン語大辞典』執筆の経歴を持つ著者が、「先斗町」の語源を文献の博捜と綿密な考証の末に辿り着いた詳細な結論を展開している。
「地名探究」11.12号にも論文を掲載しているので参照。
申し込み先:北斗出版tel&fax075-791-6125
●清水 弘『過路到詮』第七分冊 地名特集
(2015年1月25日刊・私家版)
●糸井 通浩・中西久幸共著
『改訂版風呂で覚える百人一首』
(2015年5月25日刊) 教学社・112頁・定価1000円+税
●京丹後市教育委員会(事業報告書)
『丹後・東海地方のことぱと文化』
(2015年5月15日刊) (頒価500円・A4版132頁、京丹後市内の書店でのみ販売)
会員糸井通浩が方言部門担当して「丹後弁と 尾張弁の類似性」について纏めている。その他古代遺物、赤米栽培、海部氏、伊勢神宮などにおけると丹後と尾張の関わりについての報告。
●京都地名語源辞典
吉田金彦・糸井通浩・綱本逸雄編、定価9240円、東京堂出版、2013年10月刊行(重版)
(2013年8月 刊行 ISBN:978-4-585-22066-4 定価4,104円(本体3,800円)
地震・津波・洪水・土砂災害…。東日本大震災で、あらためて日本人は災害の恐ろしさを知り、先祖の遺訓に目を向けるようになった。 先人が地名に込めた知恵。文献を丹念に調査し、言葉の源流を辿りながら、京都盆地の地名から災害の記憶を読み解く。後世に知恵をつなぐ一書。
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